おいしい春野菜の家庭菜園栽培方法

家庭菜園 春 トウモロコシ

 

 

家庭菜園で、春に始める栽培のお薦めは「トウモロコシ」です。種まきは春の中心で4月から6月に行い、収穫時期は夏の盛りである7月から8月となります。トウモロコシの原産地は中南米で、生育には日当たりがよく25~30℃の高温な場所でよく育ちます。品種も多く、ハニーバンタム・カクテル・キャンベラ・ピーターコーンなど数種類あります。

 

 

家庭菜園での栽培成功の秘訣は、春の晩霜が無くなった時期に早めの種まきで育て、なるべく早取りする事です。また、粒のぎっしりと詰まった身入りの優れたトウモロコシを作るためにはポイントがあります。小さな家庭菜園で育てる場合、実の付き方が歯欠けになってお粗末なトウモロコシが出来てしまうケースも多いようです。従って、粒を十分に実らせるために花を健全に発達させ、花粉が十分につくように生育していきましょう。

 

 

花粉が充分な量になれば受精でしっかりした身入りのトウモロコシが出来上がります。その為に注意する事は、極端な低温状態や乾燥状態にならないよう環境に気を配ることが大切です。その上で、少なくとも10株以上の多数の株を数列にし、群落をつくる事で風の影響を抑える事も必要です。これで花粉の飛散を最小限に抑えることができます。

 

 

更に下の方から出た脇芽も欠かさずに伸ばしましょう。充分な穂を育てるには、1穂だけを残し他の小さなものは途中で取り除きます。これで春の家庭菜園も楽しく彩られますね。