おいしい春野菜の家庭菜園栽培方法

家庭菜園 春 きゅうり

 

 

 

きゅうりは春爛漫のゴールデンウィークの頃に苗が家庭菜園用に大量に出回るためか、春から始める家庭菜園用の野菜として人気があります。きゅうりは関東地方標準で、直まきなら5月上旬に3号ポット鉢に3粒ずつまきます。寒冷地では春先でも気温が下がることがあるので、ビニールトンネル、こもなどで保温します。

 

 

5月前半には家庭菜園向けに苗が多く販売されるので、生育の良い苗を選び、日当たりの良い所に植付けます。

 

 

かぼちゃを台木として接木した苗は、初心者でも育てやすいようです。植付けの2週間位前に苦土石灰、5日前に本肥として腐葉土と配合肥料を土にすき込んでおきます。

 

 

家庭菜園では月に2回程、配合肥料を追肥します。肥料不足だと結実しません。本葉が3枚ごろまでに間引いて1本立ちにします。草丈が30㎝位になったら支柱を立てつるを誘引します。さらに支柱の高さまで成長したら、随時摘芯を繰り返します。

 

 

きゅうりは病害虫に弱いので、10日に1度位、ダイソン、マラソン千倍混合液などを散布し、アブラムシなどによる被害を防止します。

 

 

家庭菜園では春に植付けると、6月中旬から8月中旬に果実が収穫できます。株に負担をかけないよう、初なりの一番果は実の直径が2㎝位のうちに除去します。きゅうりは連作に弱いので、3年ほど間隔を明けるようにしましょう。