家庭菜園 春 ジャガイモ
家庭菜園にジャガイモ栽培はいかがですか。ジャガイモには「春ジャガ」と「秋ジャガ」があります。春ジャガは、2月の下旬から3月にかけて植え付けを行い、収穫時期は6月とほぼ3～4ヶ月で美味しいジャガイモが楽しめます。
ジャガイモは南アメリカが原産地と言われており、15～24℃の適度に冷えた気候が育成発達には向いています。ジャガイモの種類にはメークイン・農林一号など様々ありますが、育てやすく食味の良いものは早生種の「男爵」です。
家庭菜園で行う春ジャガ栽培には、種をまいて行うケースもありますが、一般的には種イモを植える方がほとんどです。だからといって普通にスーパーで買った物や、自分で育てたジャガイモを利用する事は間違いです。なぜなら、ウイルス感染の可能性が大きいからです。ウイルスに侵されたイモは生育が悪く、収穫も出来ないケースがあります。従って、種イモを植える場合は、家庭菜園であっても検定済みの種イモを利用するように注意しましょう。
家庭菜園で春にジャガイモを栽培する場合の注意点は、植えるタイミングを外さない事です。植え付けが早すぎると地温不足で芽が伸びませんし、霜に弱く地上部が枯れる事もあります。また、植え遅れてしまうと育成の後半が高温期に入るため、適正温度での肥大日数が足りずに充分な収穫ができません。その他にも、イモが地上へ露出しない様に植えた後の土寄せも忘れずに行いましょう。